本当に出るのか!? 2018年大物新車たち4選の真実と詳細
昨年末から今年初頭にかけて、何度も報じられている2018年内に登場予定の新型車たち。発売確実(メーカーが発売を公表しているものなど)のモデルだけでなく、なかには独自取材で明らかになったものやリークで掴んだ情報もあります。
そこで本企画では「本当にこのクルマ、この時期に出るの?」というあたりを、毎日自動車ディーラーを回って「生」の新車情報を収集する流通ジャーナリストの遠藤徹氏に伺ってみました。本当に出るんでしょうか? その内容は?
記事末尾には、ダイハツ新型タントの驚くべき新情報が入ってます!
文:遠藤徹 写真:ベストカー編集部予想CG
■日産ジューク 8月発売予定!?
ジュークは今年8月頃の世代交代が有力になっている。現行モデルの登場が2010年6月であるから、8年ぶりの一新となる。
次期型は新開発のプラットフォーム&基本コンポーネントを採用し、仕立てられる。プラットフォームはルノーのコンパクトモデルや三菱の次期型RVRと共用化されることになる。
ボディサイズは現行モデルとほぼ同じで、ホイールベースが50mm程度延長される。
エクステリアデザインはキープコンセプトで、クーペ感覚のスタイリッシュなボディシェルは継続され、より磨きのかかったシャープなデザインを採用。
フロントマスクは最近の日産車の顔となっているV字メッキグリルで武装、現行モデルよりも大型化を図る。ブーメラン型ポジションランプ&2灯式丸めヘッドランプは引き継ぐ。
2ドアクーペ的なスタイリッシュデザインを強調するため、リアドアヒンジが上部に位置するデザインを処理するのは踏襲する。
搭載するパワートレーンは従来の1.5L、NAガソリン、1.6Lターボに加え、ノートでおなじみのe-POWERユニットをラインアップする。
高トルクやワンペダル走行を売りにする。
こちらはシリーズ全体の80%の販売構成比で月販5000台規模を計画、同クラストップブランドの確保を目指す方針である。
■スズキジムニー 今年夏頃に発売??
次期型ジムニーシリーズは今年夏頃のデビューが有力(当初早くても年末と言われていたが、最新情報では遅くとも夏~秋頃のよう)。実に20年振りの世代交代となる。
軽自動車ボディとワイドフェンダーの小型サイズである「シエラ」の2ボディ構成は引き継ぐ。ラダーフレームでのラフロード4WDのコンセプトによる進化も同じ路線となる。
エクステリアデザインは角張った直線型ボディシェルの3ドアレイアウトでいかつさを強調。フロントマスクはキュートな丸型2灯式ヘッドランプに縦型6本グリルの個性的なマスクを採用。ラフロード4WDらしい背面タイヤも標準装備される。
ワイドフェンダーのシエラは全長3620mm、全幅1600mm、全高1700mm程度。
パワーユニットは軽自動車が新開発660ccターボ、シエラは1.2Lの直4を搭載。
どちらもトランスミッションは4ATと5MTの組み合わせ。
安全デバイスとしてはジムニー初採用となるデュアルセンサーブレーキサポートが標準装備される。
従来モデルはこれまで20年間に渡ってコンスタントに月販1000台規模を販売して来た人気モデルだ。今回のフルモデルチェンジによって、一気に倍増の2000台まで引き上げる構えである。
■トヨタスープラ 今年秋から来年2~4月へ?
トヨタのラグジュアリイスポーツ「スープラ」は2019年2~4月頃復活する見通し。
従来モデルは2002年に生産中止したので実に17年ぶりの再登場となる。
エクステリアデザインは最終モデルの面影を彷彿させるシャープな2ドアクーペシェルだが、中身はがらりと変える。BMWとの共同開発であるから、スポーティで走りのポテンシャルを最高度に高めた足回りとパワートレインで仕立てられるはず。
搭載するエンジンは2L、直4ターボで最高出力は258馬力を発揮する。組立てるのはBMWのドイツ工場が担当する見込み。月産600台のうち、日本へは80台が割り当てられるという。
日本での対抗モデルは日産GT-RやホンダNSXであるから、車両本体価格は1000万~1500万円程度に設定されるだろう。
ネーミングはまだ明確になっていないが「スープラ」を引き継ぐ可能性が強い。歴代モデルはカローラ店の専売だったが、次期型はネッツ店も加わり、2チャンネル扱いになると思われる。
【首都圏カローラ店営業担当者の証言】
新型スープラの話は、すでに聞いています。割り当て台数が少ないので販売&サービスは都市部が中心になるかも知れません。販売台数は少なくても話題性は強大だから、他の扱いモデルにも良い影響を与える強みを発揮することを期待しています。
■ダイハツタント ハイブリッド仕様があり、11月に登場
次期型タントは2018年11月にも登場する。
プラットフォーム、パワートレーンなど基本コンポーネントの殆どを新開発に切り替えるのが特徴。エクステリアデザインは従来コンセプトの延長線上と4隅を丸めた角丸デザインで仕立てられる。
プラットフォームのレイアウトはエンジンに傾斜をつけながら前方へ移動させることで、室内の居住空間を同クラス最大とする手法を採用する。つまりホンダのN-BOXと同じやり方となる。
パワーユニットは新開発のNA660cc&ターボだが、注目したいのは1モーターでEV走行が可能な軽自動車初のフルハイブリッド車を設定すること。これによって同クラスではスズキのスペーシアを上回り、トップの低燃費と走行性向上の両立を図る。
標準タイプと上級&スポーツバージョンの「カスタム」とのデザインコンセプト分けをより明確にし、カスタムは大型グリルと異形LEDヘッドランプで押し出しのよさを一層際立たせる。
エンジンは標準仕様がNA、カスタムはNA&ターボを搭載する。
安全面ではパッケージの「スマートアシスト3」を進化させて標準装備車を設定する。自動ブレーキの停止速度を引き上げ、より実用域での安全性向上を図る。
記事・ベストカーより引用
いろんな車出て欲しくなりますね(^.^)スープラ気に入りました。
常連のお客様、ご新規のお客様、お店のスタッフさん、プリメリア運転代行にお電話頂きありがとうございます。
またのご利用をお待ちしております。
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